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ーーこちらは LP になりますーー
Herbie HancockのHeadhuntersにもシンクロ・グルーヴするドライブ感のあるジャズファンク「Goldenwings」に始まり、極上のブレイクから始まる漆黒のジャズファンク「Brooklynville」、ダンサブルなグルーヴにエレピも巡る「African Bird」、そしてJackson 5「Never Can Say Goodbye」カヴァー、リズムBOX使いの「Back Home (The Inner Cry) 」など、レアグルーヴ~ジャズサイドも要注目のOPAの"幻"の名盤!
ウルグアイのAzymuthの異名を持つ、お馴染みOPAの75年レコーディングのお蔵入り作『BACK HOME』をFar Outが完全復刻!!
Beatlesフォロワー的なバンド=Los Shakersとしてウルグアイのみならず、南米全土で人気を博していたものの、音楽的な更なる冒険を求め70年代初頭に渡米したHugoとOsvaldoのFattoruso兄弟が、先に渡米していたRingo Thielmannとともに結成したクロスオーヴァー・バンドのOPA。
そんな彼らが、ある日ナイトクラブで演奏していたところ、著名なプロデューサーであるラリー・ローゼンの目に留まる。そうして4トラックのTEAC3340でレコーディングされたのが本作『Back Home』('75) である。その後、この録音がデモとなり、米Milestoneレーベルと契約。『Goldenwings』('76)、『Magic Time』('77) という2枚のアルバムを残すことになるのだが、なぜか本作自体はお蔵入りに。90'sの半ばに発掘され、大きな話題となったのだ。
濃密なアンサンブルとスペーシーなシンセの絡みも最高な冒頭の「Goldenwings」、アフロ系ウルグアイ音楽=カンドンベのリズムを採用した「African Bird」、Beatles~ボサノヴァからの影響もうかがえる「One - One + One is Two」、本作屈指のキラージャズファンク「Corre Niña」、ブラジルのEdu Lobo作曲による「Casa Forte」、メロウファンク「Back Home」まで。驚異的なソングライティングと、ソウルフルなロックやジャズファンク、そしてウルグアイ独自の音楽が融和した音楽性、アジムスにも負けず劣らずなスペーシーなシンセサイザー、そしてRon CarterやAirto、Milton Nascimentoらとも共演するのも納得の強烈なグルーヴを奏でる演奏技術は、いま聴いても衝撃的。近年ではFlying LotusやMadlibにもサンプリングされるなど、レアグルーヴ~ヒップホップ世代には聖典とされる一枚だ。
-Track List-
1. Goldenwings (Hugo Fattoruso, George Osvaldo Fattoruso)
2. Brooklynville (Hugo Fattoruso, Ringo Thielmann)
3. Brother Rada (Hugo Fattoruso, George Osvaldo Fattoruso)
4. African Bird (Ruben Rada)
5. One+One+One Is Two (Hugo Fattoruso, George Osvaldo Fattoruso)
6.Corre Niña (Hugo Fattoruso, George Osvaldo Fattoruso)
7. Casa Forte (Edu Lobo)
8. Never Can Say Goodbye (Clifton Davis)
9. Back Home (The Inner Cry) (Hugo Fattoruso)
〈試聴〉
https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_myX0Ly42yEQITAk3w4ot9AI6yWmfo1YzA
Label: Far Out Recordings (FARO243LP)
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