Mo WrightsはデビューEPで、劣等感、抽象性、コミットメントといった創造的な葛藤の内なる対話をナビゲートする、ジャズに焦点を当てた物語主導のレコードを発表した。そのストーリーは、彼がある行為から別の行為へと進む過程で、何人かの友人を巻き込むことになる。

タイトル・トラック「things2proof」で、Moはジャズ、ブロークン・ビート、アシッド・ジャズ、フュージョン、ヒップホップ、ロックの要素を織り交ぜた6分のレコードに、無数の影響を融合させようとしている。その一貫性は、4幕構成のような彼の痛烈な語りからきており、疎外感や劣等感、創造的なフラストレーション、そして最終的に解決策を見出すまでの内的経験を語り、最終的には自分自身をただ「在る」ことを許すことで締めくくっている。そのことに我々は感謝したい！

B面の「proof of concept」はタイトル曲に続くもので、Moはよりレイドバックしたアプローチを取り、サウンド的には彼の愛するブロークン・ビート・サウンドに近い。アムステルダムを拠点に活動するピアニスト、ミスト・ケイは、ソウルを感じさせる長いピアノ・ソロを披露し、トラックを未知の次元のグルーヴへと導いている。この作品では、魂が聴かれ、そして切望されているように感じられる。まるで欲望と満足が会話しているかのようだ。心を掴まれ、注意を払い、耳を傾けずにはいられない。

アムステルダムを拠点とする音楽プラットフォーム「Steppin' Into Tomorrow」の共同設立者であり、オランダ・シーンのコラボレーションと統一を理念とするMoのEPには、その思いが深く込められている。

-Track List-
A1. Things 2 Proof
A2. Things 2 Proof (Kofi The Unknown Remix)
A3. Things 2 Proof (Lyma Remix)
A4. Proof Of Concept (Jazz N Dance Quintet Remix )-
A5. Proof Of Concept (Misto Kay's Jazz Rave Remix)
A6. Proof Of Concept Feat. Misto Kay

〈試聴〉
https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_kQ1Dume2HEMiTq9nrxZpnL-pyb5YacF2Q

Label: Wicked Wax (WW081)
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